Mission
伝統工芸はこれまで、幾度となく危機的な困難に直面しながらも、
その壁を乗り越えることで現在まで存続してきました。
私たちはその要因を、各時代の状況の変化に応じて、
伝統工芸それ自体もまた変化を繰り返してきた結果だと考えます。
事実、伝統工芸は新たな素材、技術、発想などとの掛け合わせにより
アップデートを重ねることで繋がってきた産業です。
それがいつしか伝統という一面のみが強く前面に押し出されるようになり、
昔から変わらないものが伝統工芸であると誤って認識されていることが
昨今の衰退の原因のひとつと考えられます。
そこで私たちは、アップデートを試みることが
存続のための有力な手段のひとつであるという観点に立ち、
①伝統工芸がもつ技術を細かく分解し、
②その技術の強みを明らかにしたうえで、
③世界のものづくりとの掛け合わせを行います。
これにより、時代に即した新たなプロダクトを生むと同時に
それに続く新たなものづくりが生まれるチャンスをも生み出していくことを目指します。
Japan Artisan Foundation
四尾龍郎
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